人間失格|小説を読むようになったきっかけの小説
小学生のときはシートン動物記とか、ファーブル昆虫記とかエルマーの冒険なんかは微かに読んだ記憶があります。
でも、それから中学、高校、専門、就職までほとんど小説というものは読んでなかった。
就職してからは自己啓発系の本などは職場で、そういう勉強会なんかもあり読んだりはしてた。
そんなボクが小説を読むようになったのは23歳くらいからです。
それまで全く読まなかった小説を、読むようになったきっかけの小説はこれです。
人間失格 太宰治
この本を読もうと思ったのは、
「23歳にもなって小説一冊すら読んだことないってどうなんうだろう?」
という考えから、
「これ有名なやつやし、とりあえずこのへん読んどこかな。」
みたいな感じで何となく手に取りました(笑)
あらすじなんてものも全く知らずに読みだしたら・・・
一気に読んでしました。
めちゃめちゃオモロイやないかっ!!!
ボク的にはなかなかの衝撃を受けまして。
それまでも映画なんかは好きでよく観てましたけど、文字だけでこんなに心揺さぶられるものなのかと。映像や音楽もなにもないのに。
そこから、色々と小説を読むようになりまして。
うん。小説は映画よりも深いところに行ってるんだなと。
映画はそれを追いかけてるのかもしれない。
なんて思うようになりました。(だいぶ抽象的ですみません)
ボクはまだまだ小説をよく読むなんて言えるほど読んでないし、名作と言われている作品も読んでるのはほんとに数えるほどです。
こうしている間にも沢山の小説が生まれてて、数え切れないほどある作品の中から、それこそ自分の人生に影響を与えるような小説に出会えることを楽しみにこれからも小説を読むと思います。
昔の自分に何か助言が出来るとすれば
「とりあえず本読め!!!!」
とボクはボク自身に言いたいです。
学生のときからもっと読んでたら良かったなって、心から思います(笑)
自分の息子にも本は読んでほしいと思うけど、まー、結局は何か自分の中できっかけがないと読まないのかもしれないけどね。
そのきっかけが早くあればなと思います。
ちなみにこの人間失格は基本的に暗いし、好き嫌いは別れる作品なのかもしれないです。
映画もそうだけど、ボクは暗いのが好きなのかもしれないですw
読んだことなくて興味がある方は是非読んでみてください。
小説は青空文庫で無料でも読めます。
こちらは漫画版
生田斗真主演で映画化もされてます。